株式の買い方や購入手順
株式投資を始めるのに初心者が難しいと感じてしまうのは【株の購入方法】ではないでしょうか。ここでは簡単に株の購入方法を説明したいと思います。「株を買うまでの流れ(購入方法)」をしっかりと紹介します。このあとを見ていただければわかりますが、株を買うことは決して難しい事ではありません。それでは順を追ってみていきますね。
株の購入方法のステップ
まず株の購入方法には5つのステップがあることを覚えてきましょう。ステップは以下の通り
【1】証券会社(ネット証券)で口座開設をする
株を買うには、まず証券会社に自分の証券口座が必要となってきます。例えると銀行口座のようなもので、株取引する為の口座だと思ってください。もちろんお金が無くても口座は開設出来ますのでご安心ください。ですが、最近ではネット証券が主流なので、口座管理料や売買手数料も大きく値下がりし、手数料を無料にしている証券会社が増えています。
【2】自分の口座に購入資金を振り込む
証券会社で口座を開設したら、ご自分の口座へお金を振り込んでください。証券会社や振り込む銀行によっては、手数料無料のところもあります。以下にいくつかオススメの証券会社を紹介しておきます。
カブドットコム証券
2015年11月より売買手数料大幅値下げで、業界最安値水準に!3,000円プレゼントあり。
マネックス証券
株初心者向けの投資教育サービスが充実。
松井証券
10万円までの手数料無料:約1398銘柄の取引が無料。
SBI証券
ネット証券最大の350万口座突破!IPOの取扱いがトップクラス。
ライブスター証券
手数料最安で、口座開設後2か月間無料。当サイト限定書籍プレゼント。
GMOクリック証券
手数料最安水準で、口座開設後3か月間無料。アマゾンギフト券4,000円分プレゼント。
【3】買う株を選ぶ
自分がこれは今後値上がりするであろう好きな株を購入する事ができます。株取引に慣れるまでは、良く知ってるような有名な株を購入するのが良いでしょう。
【4】株を購入する注文を出す
買う株が決まったら、証券会社に注文を出して購入するようにしましょう。レストランなどで買いたい物をスタッフに伝えるような簡単なやり方なので初心者の方でも安心して利用する事ができますね。細かく言うと【どの株(銘柄)を何株(株数)を買うのか】の注文を出します。注文方法は2種類あり、株価がいくらでもいいから買う(成り行き注文)と自分で買う価格を決める(指値注文)があります。
【5】取引成立する
出した注文が取引成立することを約定(やくじょう)といいます。約定した場合、その株は晴れてあなたのものになります。ネット証券では株券は発行されませんが、パソコン上で確認することができます。
以上となります。それでは1つ1つ解説していきましょう。
下記にてもう少し細かく記載していますので、ぜひ参考にしてください。株式投資へはじめの一歩を踏み出しましょう!
証券会社(ネット証券)で株を購入する
株はどこかへ行って直接お金を買うのではなく、証券会社の口座を通じて購入するた証券会社で自分の口座開設をする必要があります。
お金がなくても口座を作ることはできます。
最近は「ネット証券」が主流なので、株の売買手数料も大きく下がり、口座管理料も無料の証券会社が増えています。
証券会社によって手数料が違い、ネット証券は手数料がかなり安いため、最近株を始める方はほとんどの方がネット証券を使っています。
またネット証券の場合は家から一歩も出ることなく口座開設が行えるのが良いところです。何故かというと全てインターネットと郵送でできるからです。
とても便利な方法ですよね。それでは口座開設の手順を説明していきましょう。
【1】証券会社を選ぶ
株の購入方法の際、最初に証券会社を選びましょう。証券会社といってもそれぞれの証券会社でサービス内容がぜんぜん違います。証券会社選びはとても重要です。
サービス内容は手数料や独自の提供するサービスによっても違いがありますので確認が必要で慎重に選ぶことがとても大切です。
【2】 証券会社の資料請求をする
“証券会社を選ぶ”でお気に入りの証券会社が決まりましたら、資料請求をします。その資料で証券会社の特長がさらに詳しく見えてきます。資料請求をすると、口座開設するためにに必要な口座開設申込書が同封されます。これがないと口座開設をすることができません。
【3】口座開設に必要なものとは?
口座開設に必要なものは、「口座開設申込書(資料請求で送られてきます)、筆記用具、印鑑、身分証明書のコピー(運転免許証のコピーなど)」です。口座開設申込書には必要事項を記入してください。
しかしここで、少し迷うことがあります。それは「口座を特定口座※にしますか?一般口座にしますか?税金の払い方はどうしますか?」というものです。税金の払い方をかんたんにするには「特定口座で、源泉徴収あり」にすればよいです。これは、「証券会社に税金の計算をお願いして、税金も正しく納めてもらう」という宣言です。これを行なっておけば、証券会社が代行してくれるので、税金等の心配はしなくてすみます。
【4】口座開設完了
口座開設申込書を送った後、1週間前後で口座の開設が完了します!完了した場合は、証券会社から口座開設完了の通知が送られてきます。
自分の口座にお金を振り込む
株を購入する資金を入金します。これは株を買うときは、私たちが普段商品を買うときのように直接お金を払って買うわけではなく、一度証券会社に資金を入金し、その資金で株を買うという流れになります。そのためこの手順が必要になるのです。
ネット証券+ネットバンキングだと振り込んだ後の反映が速いので普通の銀行振り込みよりお勧めです。
買う株を選ぶ(株の購入手順)
自分が買いたい株を選びます。株を選ぶときは、今後値上がりする株を選ばなければなりません。株取引に慣れるまでは、よく知っているような身近な株が良いでしょう。
証券会社に株を購入するための資金が反映されたら、株を買う注文を出します。どの銘柄(どの企業の株)をいくらで何株買うかを決め、株を購入する注文を出します。
銘柄 = 株式会社と覚えておくと良いでしょう。れぞれの銘柄には証券取引所が 4 桁 の番号を振り分けているのですが、この番号のことを銘柄コードと言います。
銘柄を選ぶ際のポイントは【自分の好きな業界を選ぶ】【中身のしっかりした会社を選ぶ】【一番お買い得な銘柄を選ぶ】だと思います。なぜ【自分の好きな業界を選ぶ】のか?それは自分の興味のある情報なら抵抗なく自分の中に入ってくるからです。外食が好きな方は飲食店を選んだり、洋服が好きな方はアパレルを選ぶと何の抵抗もなく興味を持ち情報がすんなり入ってくるでしょう。
【中身のしっかりした会社を選ぶ】というのはとても重要となってきます。【中身のしっかりした会社を選ぶ】事は【財務状況が安全である】ということです。財務状況が安全でない株は人気もないので売れません。なので儲けることは難しいでしょう。
では、どのように会社の財務状況を知るのかというと、「 会社四季報 」 という本を使います。これは上場している企業の財務状況を定期的にまとめて発行している本です。
【企業の業もし、話題性 や 将来性 もあるのに株価が低ければ、その銘柄は お買い得ということです。績や将来性から選ぶ方法】も重要なポイントとなるところでしょう。
この企業は本当ならもっと株価が高いはずなのに、今は安くなってる といったものがあります。
話題性や将来性もあるのに株価が低ければ、その銘柄は お買い得ということです。では、株を お得に買える時期は いつでしょうか? 気になりますよね。
株を買うのに お得だと言われる時期は【不景気の時】【周りが欲しがっていないとき】の2つに分かれていると言っても良いでしょう。でも、株 は高いときに買う必要はありません。なぜなら、上がった後は下がることが予想されるからです。それなら、この逆を考えれば、どの株を買えばいいのかがわかるはずです。
つまりこれから値上がりする株を探そうとすると、自然と『この株は買い時かもしれない』といった考えになります。ですが安いからといっても何でも良いわけではありません。きちんと企業将来性や情報をしっておくことが大切です。不景気のときと、人気がないときが買い時ですがそれだけで決めるのは間違っています。
その他にも当てはまる条件があります。【その企業の事業内容や実績】【話題性や将来性】【過去の売り上げや利益の状況】【今後の景気】の4つです。また、『最近、多くの人はどんなことに興味があるのか』といった情報も重要になるでしょう。それはたくさんの人が興味をもつということはそこにお金が集まるからということになるからです。
注文を出す(株の購入方法)
証券会社に株を購入するための資金が反映されたら、株を買う注文を出します。
株は「買いたい」という人の提示する買値と「売りたい」という人の提示する売値がマッチしたときに初めて売買が成立します。株価がいくらでもいいから買う(成り行き注文)と自分で買う価格を決める(指値注文)と2つあります。
成行注文
値段を指定しない注文方法です。「成行で1000株の買い注文」とか「成行で3000株の売り注文」といった使い方をします。
取引時間中に成行の買い注文を出すと、そのときに出ている最も低い価格の売り注文に対応して即座に注文が成立します。同様に成行の売り注文の場合は、最も価格が高い買い注文に対応して注文が即座に成立することになります。
例えば、現時点での株価が300円、最も価格が低い売り注文が301円、最も価格が高い買い注文が299円のときに成行の買い注文を出すと、301円で買えることになります。成行の売り注文を出すと、299円で売れることになります。
指値注文とは、買うもしくは売る値段を指定して注文する方法です。例えば「300円の指値で1,000株の買い注文」とか「500円の指値で2,000株の売り注文」といった使い方をします。
指値注文
特徴は、買い注文であれば指値以下の株価、売り注文であれば指値以上の株価にならなければ絶対に注文が成立しないという点にあります。
300円の指値で買い注文を出せば、株価が300円以下にならなければ注文は成立しません。また、500円の指値による売り注文は、株価が500円以上にならないと注文は成立しません。
注文が成立 株の購入方法(約定)
注文が成立することを約定(やくじょう)と言います。
約定した場合、その株は晴れてあなたのものになります。ネット証券では株券は発行されませんが、パソコン上で確認することができます。もし取引が成立しなかった場合は、もちろんお金は戻ってきます。どうしても欲しい株の場合には、買い値を上げるか改めて成り行き注文を出してください。
株は「買いたい」という人の提示する買値と「売りたい」という人の提示する売値がマッチしたときに初めて売買が成立します。
「いくらでもいいから今すぐ買いたい」という場合は、現在の株価より高い値段で買い注文を入れるか、「成行(なりゆき)」という注文方法(いくらでもいいから買う・売るという注文)を入れます。
如何でしたでしょうか?株の購入方法について理解を深めていけば簡単に株式投資を始める事ができます。ぜひこの機会に購入方法を覚えましょう。