株式用語辞典(K-L-M-N-O)
株式用語集(K-L-M-N-O)
LBO(エル・ビー・オー)
「LBO(レバレッジド・バイ・アウトの略)」とは、買収を行う際に、買収先の資本や企業価値を担保にして銀行などから資金調達を行うことです。よって、買収者の資本力がなくても買収先が大きければ買収ができてしまいます。そのため「レバレッジ=てこの原理」といわれています。
MBO(エム・ビー・オー)
「MBO(マネジメント・バイ・アウトの略)」とは、M&Aの一つの手法で、経営者や従業員が所属する企業や事業部門を買収して独立することを言います。MBOをすることにより、株式を上場廃止にして、買収を防ぐ効果があります。また、経営者が自ら大株主になるので、経営を自由に行いやすくなります。
<MBO例> ワールド、ポッカ等
MMF(エム・エム・エフ)
「MMF(マネー・マネジメント・ファンドの略)」とは、投資対象を短期金融資産とするオープン型の公社債投資信託です。1円単位から購入でき、毎日収益が計上され、その収益は、1ヶ月分まとめて再投資されます。金融機関の預金とは異なり、運用成果は実績に応じて変わるので、元本が保証されていません 。
MRF(エム・アール・エフ)
「MRF(マネー・リザーブ・ファンドの略)」とは、証券会社用の口座で、銀行の普通預金みたいなものです。MMFと同様に元本は保証されていませんが、安全第一の「公社債投資信託」で運用されているので、増えることも減ることも少ないです。
MSCB(エム・エス・シー・ビー)
「MSCB」とは、修正条項付き転換社債(下方修正付き)のことです。この社債引き受けた会社は必ず儲かる仕組みになっています。それではそのもうけがどこから出るのか。実は既存株主の被害分がMSCBを引き受けた会社に入るのです。これは既存株主をダシにした資金調達です。バカにしています。こういう既存の株主を大事にしない経営をする会社の株はさっさと手放すことが得策と考えます。
M&A(エム・アンド・エー)
「M&A」とは、企業の合併と買収のことです。M&Aを行う1つの目的は、同業者と合併することにより、今よりも地位(実力)を強いものにすることができます。もう1つは、新しい分野に参入する際に、その分野の地盤ができあがっている会社を買収(合併)することです。これにより、買収した会社を利用できるため0から始めるよりも効率をあげることができます。旧ライブドアの行動がそのわかりやすい例です。
NISA(ニーサ)
「NISA」とは、少額投資非課税制度(日本版ISA)のことです。毎年100万円までの運用益が非課税になる制度で、2014年からスタートします。うまく使えば節税対策に使えるので、投資家の間でも、注目度が高くなっています。